2010年3月12日金曜日

OSDL

OSDLとは、2000年12月に設立された、Linuxのビジネス利用を推進するための非営利組織。IT業界の大手企業が参加しており、アメリカ(オレゴン州ポートランド)と日本(横浜)、中国(北京)に拠点を構える。 Linuxはもともと、世界中のプログラマが個人としてボランティア的に開発を進めてきたため、大規模環境への対応や高価なシステムでのテストなどは難しかった。企業の情報システムにLinuxを利用するにはこうした点にも対応する必要があり、OSDLが資金や機材を提供してビジネス向け開発をサポートしている。 具体的には、Linux開発者コミュニティに対してクラスタリングやマルチプロセッサなどの高価な機材を必要とするテストのための環境を提供したり、企業のLinux利用に関する技術情報や教育を提供したり、ユーザ企業と話し合いを行なってLinuxのビジネス利用を阻む問題点を調査したりしている。 創設メンバーはIBM社、HP社、Computer Associates社、Intel社、NECの5社で、現在では日米を中心に数十社が参加している。2003年6月にはLinux開発の創始者Linus Torvalds氏を「フェロー」に迎え、話題となった。



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